これから保育士になろうと考えているみなさん!
保育園や幼稚園に就職する場合、一体いつから就職活動を始めればよいのでしょうか?
保育士を目指す場合、一般企業との違いがありますので後悔しないよう保育士の就職活動について学びましょう!
この記事の目次
保育士の就職活動、何が違う?
保育士の就職活動時期は一般企業に比べ遅い傾向があります。
一般企業の就職活動は大学3年生頃から始まりますが、保育士の就職活動は1年後の大学4年生頃から始まります。
保育業界が次年度の体制を決めるのが他の企業に比べ遅いのが原因だと思われます。
また、職場によっては持っている資格によって優先的に採用されることもあるようです。
持っていると就職に有利な資格については、保育士が持っていると就職に有利な資格って?にまとめておりますので興味があればご覧ください!
それでは保育士の就職活動の時期についてご紹介します!
保育士の就職活動はいつから始めればいいの?
一般企業に比べ遅いからといって、ただ待っているだけではいけません!
就職活動は早ければ早いほど有利です、早めに意識してしっかり準備をしましょう!
大学3年生の2~3月
就職活動を意識し始める時期です。
自分がなりたい将来像、自分はどんな人物なのかという「自己分析」から始めましょう。
また、どんな保育園や幼稚園があるのか、企業の情報収集も行いましょう。
就活サイトへ登録してみたり、実際に園の行事ごとに参加してみるのもいいかもしれませんね!
大学4年生の6~12月
採用試験の時期です。
私立と公立で時期が異なりますので、詳しくは園の募集要項を確認してください。
園の種類によっては公的採用試験が必要ない場合もありますので、事前に確認が必要です。
大学4年生の1~3月
内定をもらう時期です。
就職前に、社会人としての基礎やビジネスマナーを予習しておきましょう。
保育士の就職活動でするべきこと
自己分析
就活を始める前にまずは、
- 自分はどんな人物なのか
- どんな園で働きたいのか
- 将来的にどうなりたいのか
など、自己分析をすることが大切です。
ここで軸をしっかり決めておかないと、こんなはずじゃなかったのに・・と後悔することになるかもしれません。
まずは方向性をしっかり決めて就活を始めましょう。
履歴書
はじめての就活では履歴書をどう書けばいいのか迷いますよね。
新卒の場合はスキルよりも人間性を見られるため、自分がどんな人物か如何にアピールするかが大切になってきます。
志望動機、自己PRは特にしっかり書きましょう。
志望動機は、保育士を目指した経緯、なぜその園が良いのかなどをしっかり書くようにしましょう。
自己PRは自分の長所や短所、どんな価値観を持っているのか、そしてそれを仕事にどう活かすかなど、仕事に取り組む姿勢がイメージできるように書けるといいでしょう。
ピアノをやっているなどの特技があれば積極的にアピールしましょう。
面接
保育業界は人間性が非常に重視されます。
良い印象を持ってもらうために、身だしなみから話し方まで注意が必要です。
面接時のスーツは黒やネイビーなど、派手でないものを選びましょう。
髪色は黒か暗い茶色ぐらいがいいでしょう。明るい色だと不真面目な印象を与えてしまいます。髪が長い人は後ろでまとめましょう。
情報収集のやり方
情報収集といっても色々なやり方があって大変ですよね。
どうやって情報収集すればいいかわからない!という人のために、保育士専門のサービスを行っているサイトもあります。
もし興味があればこちらで転職サイトについてまとめているので、御覧ください!
保育士の就職活動のコツ
実技試験の早めの準備
保育士の就職試験では、ピアノや手遊びの実技があります。
実技試験の内容は一朝一夕の練習で乗り越えるのはかなり大変なため、早めにピアノの練習をしたり、手遊びのレパートリーを増やすなどの対策が大切です。
積極的に働きかける
気になる園がある場合は、積極的に自分から園とコンタクトをとりましょう!
例えば夏休み期間を利用して、園に直接赴き、夏休み期間を利用してアルバイトをしたい旨を伝えましょう。
夏休みは休暇で欠勤される方が多いため、アルバイトに採用してもらえる可能性が高くなります。
アルバイトに参加することで、その園や子ども達にについて知ることができますし、もしその園に就職するなら優先的に採用してもらえる可能性もあるのです。
まとめ
保育士の就職活動の時期についてご紹介しました。
一般企業との違いは多少あれど、基本的な部分は同じです。
自己分析や企業研究、情報収集などをいかに深く、そして早い時期から始めるかが大切です。
今回ご紹介したことを意識して、ライバルに差をつけて就職活動を有利に進めましょう!